サスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANのブログ

【STAFF BLOG】2020年を振り返ります

サスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANのブログ記事

 

KOSelig JAPANがキャンドルブランドとして目指すこと

こんばんは、KOSelig JAPANのKeitaroです。

2020年も終わろうとしていますが、皆さんにとって今年はどんな一年だったでしょうか?おそらく皆さんと同様に、私たちにとってもとても特別な年でした。

それは、「コロナによって社会的に大きな変化があったから」、というのはもちろんですが、今年はKOSelig JAPANというブランドをスタートしたという意味で記念すべき一年でした。

今までキャンドルアーティストのSumireの視点でブランドの始まりをお伝えする機会はありましたが、今回は運営面を担当する私の視点からブランドについて書きたいと思います。

畑違いのブランド事業を始めたワケ

私は、9月までスタートアップの人事責任者をしていました。その前は広告代理店にて人事をしており、一貫して企業の人事担当として「やりがいのある仕事から生まれる心身の充実」をつくろうと取り組んでいました。

どんな企業にも共通することだと思いますが、誰もが満足する仕事をつくることは難しい。というか不可能に近い。(笑)
なぜなら、仕事の内容はもとより、社内外の一緒に仕事をする人や会社の規則や評価など、全てがうまく噛み合わなければ仕事に満足することはないですが、自分以外のことはほとんどのケースでコントロールが効かない。それに、仕事以外にも様々なことがとても早いスピードで流れているから、多くの人が考えたり向き合ったりする時間もとれない...。もし問題が
他者との関わりによって生じるものであれば、自分に余裕がないからなおさら整理が難しくなる...。そんなことを様々な人と向き合うなかで感じてきました。

数年間の人事経験を通して、会社の制度や文化をつくることも大切なのですが、もっと個人がゆっくり立ち止まる時間や、考える時間をつくることで、精神的なゆとりを確保することが大切なのではないかと思うようになりました。「思考の整理からアクションは始まる」という考えのもと、人の暮らしに関われるサービスを届けるために始めたのがこのブランドでした。

キャンドルブランドのプロデューサー織井敬太郎

2020年に取り組んだこと

とはいえ「商品をつくって、売る」という事業は初めてだったので、とにかく「モノづくり」と「お客さまの声を聞く」ことの2つに絞って取り組みました。  

10月、アロマキャンドルをつくると決めてテストを繰り返し、ベータ版としてサスティナブルキャンドル「Soywax Candle」が商品化することができました。

福岡のサスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANのSoywax Candleの商品写真


11月にはこの商品が世の中に受け入れられるかを検証するために、福岡クリスマスマーケットに期間限定店を出店。

自らも店頭に立ってお客さまと会話をして、貴重な声をいくつもいただくことができました。予想どおり「火が怖い」「いつ使うのかわからない」という方々は一定数いらっしゃったのですが、一方で「使ってみたい」「興味ある」という声もとても多く聞くことができました。

物質的には満たされている日本に、いままで以上に精神的な価値を求めている人が増えていて、その解決策としてキャンドルが候補に上がっていることを感じることができた機会でした。

福岡のサスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANが福岡クリスマスマーケットに出店している様子


>> 「福岡クリスマスマーケット」出店のお知らせ

 

そして、12月にはもう一つのイベント「NiGHT UP 〜火でつながる、祈り。」も開催しました。

僕たちが考える「火のあかりが日常に溶け込むことで暮らしは豊かになる」ことを多くの人に”体験”してもらうために、太宰府にある竈門神社をキャンドルやトーチなどでライトアップした”キャンドルナイト"のイベントです。

ご来場いただいた方々には「立ち止まること」や「ゆっくりと時間を過ごすこと」の大切さを実感してもらい、ここでも様々なリアルな反応を目の当たりにすることができました。

福岡のサスティナブルキャンドルブランドKOSelig JAPANが太宰府・竈門神社で主催したNiGHT UPの様子


>> 「NiGHT UP 〜火でつながる、祈り。」のイベントレポート

 

これから取り組んでいくこと

結果として、今年はサービスを介してお客さまの生声をたくさん聞くことができたという実感が生まれています。ブランドコンセプトである「心がホッとする時間をつくる」ということを、キャンドルでどれだけ届けることができるのか、そのことを客観的に見ることもできました。

今年の経験をもとに、2021年は「サスティナブルキャンドルブランドとしての価値を高める」そんな年としたいと考えています。

「世界中の人の暮らしを、100年先まで豊かにする」というゴールに向けて、

・新たなサスティナブル要素を取り入れた商品を開発する

・「Buy a Candle, Light up the world.」プロジェクトを始動する

・お客さまと直接の交流を行うファンコミュニティを開設する

というまずは3つの小さなゴールを目指していきたいと思います。

 

まだまだこれから良くしていかないとならない部分はたくさんありますが、「キャンドルに火を灯す」ことは本当に心をホッとすることで、私たちの商品はそんな体験を日常に取り入れる上で最適なアイテムだと自信を持っています。

そんなサービスを届けていることはとても幸せで、私たちにとっては”仕事”から”志事(しごと=志すこと)"に変わっていった日々でもありました。

「仕事を通した満足」は、もしかしたらこの「自分が心からいいと思えるものをつくる」というごく自然な、当たり前のことからはじまるのかもしれない...。関わる皆さんと分かち合えたら嬉しいなと思っています。

 

ブランドをスタートして3ヶ月。日々はあっという間に過ぎていきますが、KOSelig JAPANは、スタッフ、そしてお客さまと一緒に、これからももっと心がホッとする取り組みを進めていきたいと思っています。

皆さま、良いお年を。

今年一年ありがとうございました。

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