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NiGHT UPのはじまり

KOSeligJAPANがキャンドル装飾を手掛けた太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPのレポート第1弾の表紙

本記事では、2020年12月16日に開催した「NiGHT UP 〜火でつながる、祈り。〜」の振り返りを兼ねて、
・自分を見つめ感じること
・地域や社会と向き合うこと
・未来に向けて目指していくこと
をテーマに、3回に分けてイベントレポートをお届けします。

 

KOSelig JAPANから見たNiGHT UP2020

KOSelig JAPANとNiGHT UPの代表である織井敬太郎(Keitaro Orii)のプロフィール写真

 

こんにちは。KOSelig JAPAN代表のKeitaroです。
NiGHT UP2020を開催してからあっという間に2週間も過ぎてしまいましたが、年末になってやっと筆をとることができました。
今回は、NiGHT UP実行委員会の代表でもある私の視点で、企画時の想いから当日の様子までをお届けしたいと思います。

 

■「NiGHT UP 〜火でつながる、祈り。〜」とは?

まずはじめに「NiGHT UPってなにー?」という方に向けて、簡単に説明したいと思う。

 
 ◆イベント概要
 ・名称: NiGHT UP 〜火でつながる、祈り。〜
 ・日時: 2020年12月16日(水)16:30〜20:00
 ・場所: 宝満宮竈門神社
 ・共催: KOSelig JAPAN, CoRicco
 ・運営団体: NiGHT UP実行委員会
 ・公式HP: https://nightupdazaifu.com/

NiGHT UPは、太宰府・竈門神社を舞台にして「祈り」と「火のあかり」をモチーフに、「自分を見つめ感じるきっかけをつくること」を目的とした行事だ。当日は、数千個のキャンドルとスウェディッシュトーチやかがり火など、大小様々な火をあつかって、人々がゆったりと過ごせる空間をつくった。

灯される全ての火のあかりは、当日の朝に宝満山を登拝し、山頂に鎮座する竈門神社上宮にて神職さまからお祓いを受けて授かった「神灯り」を、スタッフ全員で一つひとつに灯している。

このNiGHT UPでしか体験できない神秘的な空間をつくった。

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPでKOSeligJAPANのキャンドルを灯した様子1

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPでKOSeligJAPANのキャンドルを灯した様子2

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPでKOSeligJAPANのキャンドルを灯した様子3

 

■はじまりのきっかけ

思えばずいぶん前のことのように感じる2020年3月上旬。今回のタネとなる企画を太宰府天満宮さんに提案していた。
しかし、その直後にコロナウイルスの感染拡大がはじまり、社会は大きく変わった。人々の移動には制限がかかり、世界中で様々なイベントは中止となった。もちろん、僕たちの企画も同様に頓挫しかけることとなる。

それからの日々は、とても閉塞的で、身の回りには暗いニュースが多かったように思う。悲しくなるできごとを見聞きしてきたし、時に不安なこともあった。
だからだろうか。「何かを変えないといけない。」と今まで以上に強く思うようになった。ただ、その “何か” とはなんだろう?と、僕のなかで漠然と湧いた疑問が、この企画を動かしていくこととなる。

 

■企画に込めた想い

今回の企画のコンセプトは「自分を見つめ感じるきっかけをつくる」だが、その先のゴールは「心の豊かさを見つける」だ。なぜなら、何かを変える理由も、不安を解消して豊かになるためだと考えているからである。

このゴールは、当初のタネの段階からNiGHT UP実行委員会副代表の鎌田と、キャンドルアーティストSumireの3人でずっと話し合ってきたことで、一貫してブレていない。ただ、企画のアウトプットとしては、当初は「見落としがちな日常に溢れる魅力的なものを発信しよう」と考えていて、幅広く接点を持ってもらえるコンテンツを探していた。

そのなかで、舞台として想定していた太宰府のまちに暮らす人々と会話をしていくと、コロナの最中に多くの人が前述の僕と同じような疑問や不安を抱えていることを知った。

お話を聞くたびに、僕らが考える “魅力的なもの” は、本当に誰にとっても魅力的なのだろうか?と感じ、いま必要なことは、僕たちの主観で考えたことを一方的に伝えるのではなく、心の豊かさを見つけるために、 "自分を見つめ感じる" 機会が必要なのではないか、そんなふうに考えるようになった。

とは言え、「変わる」ことはとても難しいし、「心の豊かさ」は言葉にすると単純だけれど、抽象的でそもそも気づけなかったり、気づいても何をしていいかわからないこともある。僕自身も、そんなことが度々ある。だからこそ、イベントに来てもらうことで「自分を見つめ感じる時間」を誰もが自然と過ごせるような、そこで何かに気づけるような、そんなきかっけづくりを試みようと思った。

 

■NiGHT UPのイベント内容

イベントをはじめとした日常から少しはみ出したできごとには、普段はハードルが高いことにカジュアルに取り組める(取り組んでしまう)不思議な力があると僕は考えている。例えば、旅行先ではいつもよりアクティビティなものに参加した経験がある方はいると思うし、お祭りなどでは童心に帰って遊びに参加することもあるのではないだろうか。

今回で言えば、届けたいのは「自分を見つめ感じる時間」であり、それを誰もが自然と過ごせる導線を自分たちなりに考えて提供する必要があった。「見つめる」ことも「感じる」ことも、時間にも心にも余裕がないとできないことだから、 ”火のあかり" のもとでこそ実りが大きくできるのではないかと思った。だから、キャンドルをキーアイテムとしたイベントを企画し、 " i (=自分) " にまつわる3つのコンテンツを準備することにした。

〈キヅキの場 = "inspired"〉

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPのKOSeligJAPANが空間デザインしたキヅキの場の様子1.jpg

キャンドルの壁に囲まれた、心の琴線に触れる30の言葉とメッセージに出会える場所

〈アカリの場 = "illuminated"〉

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPのKOSeligJAPANが空間デザインしたアカリの場の様子1.jpg

大きなキャンドルやトーチが置かれた、大切な人と会話をしたり、ゆっくりと考える時間を過ごせる場所

〈イノリの場 = "inori"〉

太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPのKOSeligJAPANが空間デザインしたイノリの場の様子1

御神火を受けたかがり火が象徴として飾られた、火を捧げることで未来への想いを表現する場所

火のあかりがある空間は、不思議と心が落ち着き気持ちが穏やかになるそんな時間を過ごすことができる。
そのなかでこの3つのコンテンツを順に体験してもらい、「自分を見つめ感じる」ことと、その先にある「どう変わっていくのか」を表現する(=祈りを捧げる)ことまで体験してもらえたらと考えた。

 

■実際にやってみて

当日はどうだったのか。結論としては、第1回目の「NiGHT UP2020」は、とてもありがたいことに多くの方々に喜んでいただくことができた。

時期を考慮して、混雑がないように平日を開催日としたり、実施時間も実質3時間程度とミニマムなイベントだったが、約500名以上の方々にご来場いただくことができた。竈門神社の神職さん曰く、平日の夜としては異例の来場者とのことだった。

ご来場の方々からいただいた「きれい」「幻想的」など、ビジュアルに対してのポジティブな感想はもちろん嬉しかったが、それだけでなく「心があたたかくなった」「メッセージに感動した」という言葉を聞くことができたことは、コンセプトが少しでも伝わって、誰かのなにかのきっかけになったかもしれないと実感する上で、僕らにはとても大きかった。

KOSeligJAPANがキャンドル装飾を手掛けた太宰府の竈門神社で開催したNiGHTUPの火のあかりのもとで佇むカップル

■この先にあること

ただ同時に、これはあくまではじまりなんだ、ということを忘れてはいけない。
なぜなら、これだけではすぐに何かが大きくは変わらないということも事実だから。
このきっかけをどう持続していくのか、どう行動につなげていくのか、そのことが大切だと思ってる。

どうしたら、心の豊かさを見つけることができるだろうか?

その答えはまだ手探りだけど、竈門神社という場所で開催できたことが重要なポイントかもしれないと考えている。レポート第2弾ではイベントの裏側にある地域の特色、そして社会性の観点も交えて執筆したいと思う。

 


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