アップサイクルされたガラス瓶

#10 アップサイクルキャンドルができるまでを大公開!

SDGsの達成に向けて、アップサイクルしたキャンドルを。

みなさん、こんにちは。KOSelig JAPAN JOURNALです。
梅雨も明けてこれから一気に暑い夏が到来する季節となりました。
今回の記事では、福岡発のサスティナブルキャンドルブランド「KOSelig JAPAN」が展開する「Upcycled Candle(アップサイクルキャンドル)」が商品として生まれるまでの過程を大公開します。そもそもアップサイクルとは?からお話しさせていただきますので、どうぞお楽しみください。
 

アップサイクルとはなに?

KOSelig JAPANでは度々話題となる「アップサイクル」は、サスティナブルなモノづくりの新たな方法の一つとして注目を集めている取り組みです。具体的には、使い終えて廃棄されるはずのものをデザインやアイデアの力で全く違うモノに生まれ変わらせ、新たな価値をつくりだすことを「アップサイクル」と言います。 従来から行なわれてきたリサイクル(再循環)とは異なり、“高付加価値化”することを目的としています。
なかでも、KOSelig JAPANが実践しているアップサイクルの取り組みは、「使い終えた日本酒瓶をキャンドルグラスとして生まれ変わらせる」ことです。日本文化に深く根付いている日本酒瓶の新たな利活用と、過剰な資材の生産を抑えたモノづくりを実現するために、2021年2月より商品開発に取り組んできました。
 
キャンドルグラスにアップサイクルされた日本酒瓶
 

日本酒瓶を利活用する。

「Upcycled Candle(アップサイクルキャンドル)」が商品化されるまで、乗り越えなければならない障壁がいくつもありました。そのうちの大きなものが、「安定的な廃棄瓶の確保」と「廃棄される瓶を加工する技術の取得」でした。私たちは、もともとキャンドルアーティストが企画・開発して生まれたキャンドルブランドなので、キャンドルをつくる技術や経験はあれどそれ以外のことは不完全でした。なので、地道に様々な繋がりを辿って、幸運にもご縁をいただくことで実現したのがアップサイクルキャンドルです。
 
前述のように、まずはじめに必要なのは「廃棄される日本酒瓶」です。
聞き馴染みはないかもしれませんが、日本酒瓶には「ワンウェイ瓶」と「リターナブル瓶」という2つの種類の瓶があります。近年、世のなかに流通している瓶のうち多くがワンウェイ瓶で、この瓶は文字通り、1回だけ使われたら回収されて廃棄される瓶のことを指します。ただし、日本ではガラス瓶の回収・再利用のシステムは整備されていることからリサイクル率も高く、ワンウェイ瓶もエコな取り組みとして多くがリサイクルされています。
しかし、新たな瓶をつくるためには、瓶をガレット状に砕いてからまた生成をしたりとどうしても生産過程には環境への負荷がかかります。ガラス瓶は、リターナブル回数が増えるほど環境負荷が小さくなるということがわかっています。
 
回収される日本酒瓶
参考: 全国びん商連合会
 
日本酒瓶の実情を知ったことをきっかけに、“リターナブル”な活用を増やすための取り組みができないか、いくつかの日本酒造会社さんや酒蔵さん、酒販店さんにお話を聞きに行きました。すると、再利用できないかと瓶を回収したあとに酒蔵で保管していたり、リサイクルではない形で日本酒瓶を活用することを考えていたり、皆さんがそれぞれで日本酒に関わる企業として環境のためにできることを模索していました。
何か一緒に取り組むことができないかと相談をしていくなかで、千葉県で事業を営む「飯沼本家」さんにご協力をいただけることが決まり、毎月お客さまから回収している使い終えた日本酒のワンウェイ瓶の一部をご提供していただけることとなりました。 現在、KOSelig JAPANのアップサイクルキャンドルは、ほとんどが飯沼本家さんが回収している日本酒瓶からつくられています。
 

キャンドルグラスにアップサイクルする。

このように集められてきた日本酒瓶は、次に職人の手で「キャンドルグラス」へとアップサイクルされます。KOSelig JAPANでは、市販されているグラスを利用したキャンドルも販売していますが、できるだけモノづくりの過程で必要以上の新たな生産を控え、環境負荷を抑えたいと考えています。そのための取り組みがこのアップサイクルからつくるグラスであり、何度も同じグラスを使ってキャンドルを楽しめるリユースプランであったりします。
 
日本酒瓶のアップサイクルは、私たちと同じく福岡を拠点に活動されているアップサイクリストの藤田豊久さんとコラボして実現しました。もともと、ワインボトルをフラワーベースにアップサイクルした商品を開発していたりと、廃棄瓶のアップサイクル技術にお詳しい藤田さんにご共感・ご協力をいただき、安定した生産体制を整えることができました。
 
アップサイクルを手がける藤田豊久
 

アップサイクルキャンドルのこれから。

このように多くの方々の協力とご理解をいただき、私たちのアップサイクルキャンドルはつくられています。すべては、「サスティナブルでウェルネスな“心がホッとする暮らし”」を広げていくためです。
いま現在は、キャンドルとしての使い方のみお伝えしていますが、灯し終えた後にはプランターとして使えることを発信したり、それだけでなく、大きなサイズのものを展開したり、日本酒瓶以外のガラスからつくったりと種類を増やしていきたいと考えています。
 
私たちのアップサイクルキャンドルを少しでも多くの方に知っていただくことで、「アップサイクル」というサスティナブルな取り組みのことや、容器のリサイクルのことを知っていただき、なるべくならモノを捨てずに長く使えるように、そして何度でも使えるように。そんなことをみんなで考えていけるようになれたら、と思っています。
 

製品情報

アップサイクルキャンドル
KOSelig JAPAN Upcycled Candle(アップサイクルキャンドル)
香り:全4種類(SOY、COFFEE、LAVENDER、SANDALWOOD)
色:全3種類(Clear、Green、Brown)
価格:¥4,950(税込)
 
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