JOURNAL

湖のほとりで黄昏ている様子。

家にいるとストレスばかり?

こんにちは!Keitaroです。 最近は家で過ごすことが多くなり、身の回りのことを考える機会も増えたのではないでしょうか。今回は、今後の日本において「ウェルネス(Wellness)」がもっと注目されるだろうと考えられる、印象的なデータをご紹介します。 2020年はウェルネス元年!? 奇しくも1964年以来、56年ぶりに開催されるはずだった東京オリンピックは、残念ながら延期されることとなりました。開催が決まってからの日本の盛り上がりようは皆さんもご存知の通りで、誰もが楽しみにしていたはずでした。しかし、汗水流して準備してきた方々の頑張りも水の泡となりました…。(筆者は某広告代理店の出身なので無念さは痛いほどわかるつもりです…) 延期となった理由は、そうただ一つ、「コロナ」です。新型コロナウイルスが感染拡大し、まさかの世界中で人の移動・交流が制限をされてしまう事態にまで発展しました。東京オリンピックの年として記憶に残るはずだった2020年は、全世界で「コロナの年」として刻まれることになりました。 そんな未曾有なコロナ禍のなかで、私たちの生活も大きく見直されることになりました。特に、「働き方」への影響は大きく、兼業や副業、そしてリモートワークはこれから一層進んでいくことが予期されます。昨今の働き方に対しては、「Work Life Balanceから、Work As Lifeへ」という見方が急速に普及しつつあることは皆さんもご存知だと思います。 「働き方が見直される」ということは、「暮らしが見直される」ということとまさしく同義であり、これから多くの「暮らし方改革」なるものは注目を集めていくことが想像できます。以前はStarbucksさんが「ファーストプレイス=家庭」と「セカンドプレイス=職場」の間にある「サードプレイス=居心地のいい第三の場所」を提唱して注目を浴びましたが、これからはより広義な暮らし(人生そのもの)を切り取り、「ヘルス=健康」から「ウェルネス=輝くように生き生きしている状態」を世界中のみんなで目指していくことになります。 ウェルネスって一体なんだっけ? ウェルネスについての詳細な説明は「ウエルネス - Wikipedia」に譲りますが、ここでは私たちKOSelig JAPANが重要だと考えるポイントを説明します。 私たちの紹介ページにも書いているのですが、「衣・食・住をを豊かに彩るライフスタイルや、環境や社会、コミュニティへの貢献に対する価値観まで含まれた“前向きな自己”につながる概念」がウェルネスであり、「心身のコンディションを高める」「社会課題に向き合い貢献する」ことの両立が必要なのではないかと考えています。少し難しい感じで書いたのですが、簡単に言うと「『自分のため』にしたことが『誰かのため』にもつながると、気持ちがいいよね」ということで、そのことを続けると「ウェルネス=輝くように生き生きしている状態」に近づいていくのだと思います。いま話題のサスティナブルや、SDGsも少なからず近い概念なのかもしれません。 ウェルネスは注目されている? コロナ禍になる前も、「瞑想」などが話題となり、十分に「心身のコンディションを高める」ことは注目を集めていました。今回の出来事によって自分たちの「豊かさ」が物質的なものではなく、むしろ心身によるものが大きいのではないか?と思うようになった方がさらに増えたように感じます。(※もちろん物質的な満足があってこそとの見方も理解しています) 参照元: https://prtimes.jp/a/?f=d27329-20200409-9391.pdf 参照元: https://locari.jp/posts/731174 上記の調査データからは、多くの方が在宅時間が増えることに伴い、心身の健康に不安やストレスを抱えていることがわかります。間違いなく、それぞれが「心身のコンディションを高める」ことにこれから取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。 一方で、「社会課題に向き合い貢献する」ことはどのように考えられているのでしょうか。 参照元: https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0427-010047.html 上記の調査データからは、2020年は全体の29.1%がSDGsという言葉を聞いたことがあると答えており、この1年でSDGsが社会的な関心ごととして多く取り上げられたことがうかがえます。 今回は詳細には取り上げませんが、「心の充実度」と「社会的な貢献」には相関関係があるのではないかと考えられています。World Happiness Reportから読み取れることがいくつかあるので、また追って記事にして考察を深められたらと思います。 結び...

家にいるとストレスばかり?

こんにちは!Keitaroです。 最近は家で過ごすことが多くなり、身の回りのことを考える機会も増えたのではないでしょうか。今回は、今後の日本において「ウェルネス(Wellness)」がもっと注目されるだろうと考えられる、印象的なデータをご紹介します。 2020年はウェルネス元年!? 奇しくも1964年以来、56年ぶりに開催されるはずだった東京オリンピックは、残念ながら延期されることとなりました。開催が決まってからの日本の盛り上がりようは皆さんもご存知の通りで、誰もが楽しみにしていたはずでした。しかし、汗水流して準備してきた方々の頑張りも水の泡となりました…。(筆者は某広告代理店の出身なので無念さは痛いほどわかるつもりです…) 延期となった理由は、そうただ一つ、「コロナ」です。新型コロナウイルスが感染拡大し、まさかの世界中で人の移動・交流が制限をされてしまう事態にまで発展しました。東京オリンピックの年として記憶に残るはずだった2020年は、全世界で「コロナの年」として刻まれることになりました。 そんな未曾有なコロナ禍のなかで、私たちの生活も大きく見直されることになりました。特に、「働き方」への影響は大きく、兼業や副業、そしてリモートワークはこれから一層進んでいくことが予期されます。昨今の働き方に対しては、「Work Life Balanceから、Work As Lifeへ」という見方が急速に普及しつつあることは皆さんもご存知だと思います。 「働き方が見直される」ということは、「暮らしが見直される」ということとまさしく同義であり、これから多くの「暮らし方改革」なるものは注目を集めていくことが想像できます。以前はStarbucksさんが「ファーストプレイス=家庭」と「セカンドプレイス=職場」の間にある「サードプレイス=居心地のいい第三の場所」を提唱して注目を浴びましたが、これからはより広義な暮らし(人生そのもの)を切り取り、「ヘルス=健康」から「ウェルネス=輝くように生き生きしている状態」を世界中のみんなで目指していくことになります。 ウェルネスって一体なんだっけ? ウェルネスについての詳細な説明は「ウエルネス - Wikipedia」に譲りますが、ここでは私たちKOSelig JAPANが重要だと考えるポイントを説明します。 私たちの紹介ページにも書いているのですが、「衣・食・住をを豊かに彩るライフスタイルや、環境や社会、コミュニティへの貢献に対する価値観まで含まれた“前向きな自己”につながる概念」がウェルネスであり、「心身のコンディションを高める」「社会課題に向き合い貢献する」ことの両立が必要なのではないかと考えています。少し難しい感じで書いたのですが、簡単に言うと「『自分のため』にしたことが『誰かのため』にもつながると、気持ちがいいよね」ということで、そのことを続けると「ウェルネス=輝くように生き生きしている状態」に近づいていくのだと思います。いま話題のサスティナブルや、SDGsも少なからず近い概念なのかもしれません。 ウェルネスは注目されている? コロナ禍になる前も、「瞑想」などが話題となり、十分に「心身のコンディションを高める」ことは注目を集めていました。今回の出来事によって自分たちの「豊かさ」が物質的なものではなく、むしろ心身によるものが大きいのではないか?と思うようになった方がさらに増えたように感じます。(※もちろん物質的な満足があってこそとの見方も理解しています) 参照元: https://prtimes.jp/a/?f=d27329-20200409-9391.pdf 参照元: https://locari.jp/posts/731174 上記の調査データからは、多くの方が在宅時間が増えることに伴い、心身の健康に不安やストレスを抱えていることがわかります。間違いなく、それぞれが「心身のコンディションを高める」ことにこれから取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。 一方で、「社会課題に向き合い貢献する」ことはどのように考えられているのでしょうか。 参照元: https://www.dentsu.co.jp/news/release/2020/0427-010047.html 上記の調査データからは、2020年は全体の29.1%がSDGsという言葉を聞いたことがあると答えており、この1年でSDGsが社会的な関心ごととして多く取り上げられたことがうかがえます。 今回は詳細には取り上げませんが、「心の充実度」と「社会的な貢献」には相関関係があるのではないかと考えられています。World Happiness Reportから読み取れることがいくつかあるので、また追って記事にして考察を深められたらと思います。 結び...